【プラチナ特典】コートヤード・プノンペンのアップグレード、ラウンジ、朝食などに関する詳細レポート

2019年現在、カンボジアにはマリオット系のホテルが3つあります。
アンコールワットで有名なシェムリアップに、コートヤード・シェムリアップ・リゾート(Courtyard Siem Reap Resort)と、ルメリディアン・アンコール(Le Meridien Angkor)。
そして首都プノンペンに、2019年にオープンしたばかりのコートヤード・プノンペン(Courtyard Phnom Penh)です。

観光にビジネスにとても便利な場所にあってピカピカの新築。豪華さはないものの、快適な滞在のための必要要件は十分に満たしています。一泊1万円程度で泊まれますが、クラブラウンジもちゃんとあります。全館禁煙なのも私にとってはうれしいかぎり。

この記事ではコートヤード・プノンペンにおける、アップグレード、ラウンジ、朝食などのプラチナ特典を詳細にレポートします。

アップグレード今回はなし
お部屋★★★★☆
スタッフ★★★★★
ラウンジの雰囲気★★★★☆
ラウンジ飲食(昼)★☆☆☆☆
ラウンジ飲食(夜)★★★☆☆
朝食★☆☆☆☆
ラウンジのみ無料
プール★☆☆☆☆
大浴場なし
温泉なし
大人おすすめ度★★★☆☆
子連れおすすめ度★☆☆☆☆

アップグレード

今回は満室のためアップグレードはありませんでした。そのかわり眺めの良い高層階を割り当てたとのこと。混んでいる理由は、木曜日から日曜日の予約だからですね、きっと。

チタンメンバーになってアップグレードがなかったのは、今回が2度目です。
最低料金しか払っていないのですから、毎回アップグレードできていたことの方が、むしろ奇跡なのかもしれません。ここは大らかに「こういうこともあるよね 」ということで。^^

お部屋

プノンペンはここ数年で急速に発展中ですが、高層ビルはまだ多くありません。なので、14階の部屋からの眺めはとても良いです。

2019年にオープンしたばかりなので、どこもかしこもピカピカ。清掃も行き届いています。
窓際に大きなソファーベッドと、二人掛けのソファーもありますが、狭さは感じません。洗面との間が開け放てるようになっていたり、格子をうまく取り入れて、奥行きを感じられる作りになっているせいでしょう。

特に窓際のソファーの座面がとても大きく、ここに座ってパソコン仕事をしたり、本を読んだりするのに最適です。実はこの記事もここで書いています。
またベッドの寝心地もバッチリ。メーカーは不明ですが、Marriottのロゴが入っています。

唯一残念だったのは、いつも事前にリクエストしているシャンプー、ボディーソープ、タオルの追加が準備されていなかったことです。電話すればすぐに届けてくれるので、目くじらを立てるようなことではありませんが。^^

スタッフ

オープンしたてなので多少ぎこちなさがありますが、まったく問題ありません。常ににこやかで、質問には的確に答えてくれます。廊下ですれ違う清掃スタッフも、わざわざ仕事の手を休めてこちらに正対し、ていねいなお辞儀をしてくれます。

ロビーでタクシー待ちをしていたのですが、なかなか到着しませんでした。するとスタッフが駆け寄ってきて、ドライバーに電話してくれたり、外へ探しに行ったりして、いろいろと助けてくれました。カンボジア語がまったくわからないので、とても助かりました。

現地採用されたスタッフは3か月の研修を経てデビューするそうです。かなり厳しい研修だったとのこと。「ホテルで働くのはここが初めてなので、ほかを良く知らないんです」と語る若いスタッフに、「あなたの仕事ぶりは一流ですよ」と伝えたら、満面の笑みでとてもうれしそうでした。

ラウンジの雰囲気

20階に屋上プールとフィットネス、クラブラウンジがあります。
ラウンジは広くはありません。明るくシンプルな内装です。夜になるとナーガワールドのカジノのイルミネーションや、街中のライトアップがひときわ目を引きます。

一人客用の席も3つあります。隣席とはちょっとした壁で仕切られているので、パソコン仕事などに良いかもしれません。

6時から8時のカクテルタイムは混みあうので、隣の部屋も開放していました。こちらは照明が落とされ、スポットライトのみとなり、大人の雰囲気をかもし出しています。カップルにはこちらのスペースの方がよいと思います。

(追記)
16時にチェックアウトしたあと空港に向かう時刻まで、ラウンジを使わせてもらって、この記事を書いていました。18時になってイブニングタイムが始まり、スタッフから「軽食のご用意ができましたのでどうぞ」と声をかけられました。
「私はすでにチェックアウトしていて、空港に向かうまでの間、ラウンジを使わせてもらっているだけです。今夜の宿泊客ではないので、ここで食べちゃうわけにはいかないんです」と答えたら、「何をおっしゃいます。どうぞお好きなだけ食べてください!」と言われました。こういうちょっとした気配りが「次回もここに泊まろう」という気にさせてくれますね

ラウンジ飲食(昼)

コーヒー、紅茶、各種ジュース、ソフトドリンク、ヨーグルト、クッキー、焼き菓子がありました。種類は少ないので期待しない方がよいでしょう。

そのせいか、昼間は誰もいません。落ち着いて仕事をするには良い環境です。
コーヒーマシンの味がイマイチなのも気になるところ。外に出れば安くて、美味しくて、おしゃれなカフェがたくさんありますから、そちらの方がベターかもしれませんね。

ラウンジ飲食(夜)

6時から8時のカクテルタイムにはサラダ、ホットサンド、焼き鳥、チャーハンなどの軽食が提供されます。種類は豊富ではありません。デザートのプチケーキも一種類だけでした。

6時ころは食べもの争奪戦の様相を呈していました。大陸系の皆さんの勢いに終始圧倒されて、早々に退散する私。

物価の安いカンボジアですから、やはり外に繰り出した方が、飲食に関しては楽しめると思います。

朝食

プラチナ特典の無料朝食は、クラブラウンジのみで利用できます。
レストランのバフェは有料なので、ご注意ください。

ラウンジでの朝食はサラダ、パン、卵、ソーセージ、ハム、お粥といったラインナップで、必要最低限といったところでしょうか。 毎日同じ内容です。 エッグステーション、地元の料理、麺類はありません。

込み合う時間帯から少しずらしたので、とても静かで、ゆっくり食べることができました。たまにはラウンジの朝食もいいものですね。太らずにすみそうです。

プール

最上階に小さなプールがあります。水はきれいで、デッキチェアもちゃんとあるのですが、隣で大きなビルが建築中なので、どうにも視界の邪魔です。子ども用のプールはありません。

まとめ

プノンペンの中心に位置して、ビジネスにも観光にもとても便利な コートヤード・プノンペン 。できたてホヤホヤなので、非常にきれいで快適です。全館禁煙なのも私にとってはうれしいかぎり。

クラブラウンジもありますが、飲食のレベルは決して高くはありません。ラウンジ本来の使い方であろう、ちょっとしたくつろぎの場所と考えた方がよいと思います。また無料朝食はラウンジのみなので、ご注意ください。

今回はマリオットのポイントで宿泊しました。12,000ポイント/泊です。プラチナ維持のための修行(50泊)向きかもしれませんね。

初めてカンオジアを訪れるかたは、ぜひキリング・フィールド(Killing Field)を訪問してください。クメールルージュによる大虐殺という痛ましい歴史にふれると、自分の日々の生活を見つめなおす良い機会になると思います。

入場料6ドルには音声プレーヤーの貸し出しが含まれるので、最初から最後までじっくり耳を傾けてみましょう。滞在時間は最低でも1時間30分を確保することをおすすめします。

プノンペン市内からはトゥクトゥクで片道4ドルで行くことができますので、ぜひ。

タクシーやトゥクトゥクはとても安く、市内ならどこに行くにも数ドルなので、積極的に活用しましょう。ただし路上で客待ちしているトゥクトゥクには決して乗らないこと! ボッタクリです。

便利なのがPassAppというアプリです。GrabアプリでもOKですが、PassAppの方が若干安価かな。使い方も簡単で、安心、明瞭会計ですから、使わない手はありません。ぜひお試しください。

コートヤード・プノンペンから750mのところに、オープンワイン(Open Wine)というフレンチレストランがあります。ここのランチは超おすすめです。税込み14ドルでフルコース並み。もちろんお味は二重丸。夜に行くと、結構いい値段するみたいです。

ランチは11時から17時まで。土日もやっているので、うまく活用してくださいね。日本なら軽く5,000円はすると思いますよ。

↓↓ ↓ 以下の写真はオープンワインのものです。 クラブラウンジの写真ではないので悪しからず。(笑)

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