ここまでは資産形成の心構え的なことを中心に話してきましたが、この先はより具体的な話をして行こうと思います。例によって我が子に話すときの口調で書きます。
資産形成=(収入-支出)+(不動産投資×利回り)+(株式投資×利回り)
一番最初に話したとおり、残念ながら国や会社が老後の面倒をみてくれる時代は終わってしまいました。君たちの世代は自分自身で資産形成して、老後資金を作っていく必要があります。
君たちにとって最適な資産形成は、この式で表すことができると思っています。
資産形成= ①(収入-支出)+ ②(不動産投資×利回り)+ ③(株式投資×利回り)
①(収入-支出)の意味は分かるね?
資産を作っていくためには、まず収入を増やし、それと同時に支出を減らしましょうということです。
会社員である君たちにとって収入とは、給与あるいは副業収入のこと。
現時点での本業はあくまで会社員なのだから、最近流行の副業に力を入れ過ぎて本業がおろそかにならないようにと、以前話しました。
支出の方は、日々の生活レベルを必要以上に上げずに、投資に回しましょう。ただし、家族の笑顔や素敵な思い出はプライスレスだと伝えました。
今の君たちは、この ①(収入-支出)の部分しかありません。
なので、まずは基本に忠実に行動して、確実に種銭を蓄えて行きましょう。
実はこれができないでいる人がとても多いです。いつまでたっても種銭が貯まらず、上の式の②③に回すことができないのです。
実はこの②③こそが大事!
①(収入-支出)から得た種銭をもとに、お金がお金を生む仕組みを作るのは、まさにこの部分だからです。不動産投資と株式投資を両輪として回して行けば、資産を雪だるま式に増やすことができます。
資産形成の手段は他にもたくさんあるけど、父が選んだのは不動産投資と株式投資。その理由も含め、順を追って詳しく話していきます。
大事なポイントは ①(収入-支出)を確実に行って、種銭を早く大きく作ることです。
雪だるまを作るとき、核となる部分が固くて大きいほど早く雪だるまができあがることを、子どもの頃に一緒に経験したよね。それを忘れないでください。

「残念ながら国や会社が老後の面倒をみてくれる時代は終わってしまいました」と言ったけど、実は「残念」だとは思っていません。
年功序列が典型的な例です。
能力があろうが無かろうが、仕事をしようがしまいが、平等の名のもとに毎年全員が昇給して、決して下がることがない。退職金も大差なし・・・おかしなシステムです。これこそ不平等だと思っています。
これからの社会は、頑張った人、学んだ人が正しく報われる社会になるのです。実に歓迎すべきことです。ワクワクします😀😀😀
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