【我が子に伝えてきたこと⑱】仮想通貨への投資は2%以内

「億り人」になれる確率が宝くじよりはるかに高いので、仮想通貨への投資もアリだと思っています。ただし、総資産の2%まで。草コインはダメ。ビットコインかイーサリアムにしましょうと、子どもたちに言っています。

宝くじと仮想通貨

誰もが憧れる「億り人」。宝くじの1等2億円の当選確率は1000万分の1だそうです。
それに比べれば、仮想通貨の当選確率ははるかに高いです。勉強すれば勉強しただけ当選確率が上がるところも、宝くじとは大きく異なります。

投資に関する父のお勧めは、築古戸建への投資や、インデックスファンドへの積立投資というとても地味な手法ですから、何か一つくらい大化けする夢を買っておくのも良いと思います😃😃😃

そもそも宝くじの還元率は46.7%しかないので、買った瞬間に約半分は胴元に持って行かれます。この事実を知っていたら、宝くじなんてバカバカしくてやっていられないよね。せいぜい年末ジャンボくらいにしておきましょう。

仮想通貨のボラティリティー

2020年末から2021年にかけてビットコインが急騰して話題になりました。多くの若者が新規参入しているようです。しかしながら知ってのとおり、仮想通貨はボラティリティーが高すぎます。テスラ社のイーロン・マスクCEOが一言ツイッターでつぶやくだけで、価格が10%も動くなんて異常としか思えません。

ボラティリティーどころか、各国の規制しだいで価値がゼロになってしまう可能性もあります。

投資するなら総資産の2%まで

仮想通貨の価格変動に一喜一憂するようではいけません。本業に支障が出てしまいます。
投資するとしても総資産の2%程度に留めておきましょう。仮に総資産が1000万円だとしたら、最大で20万円ということです。

もしこの20万円が100倍の2000万円に大化けしたら、総資産が3000万円になるから超ハッピーだね。

一方、この20万円がゼロになってしまうという事態は十分に起こりえます。仮想通貨への投資額を総資産の2%に留めておけば、失う金額も最大で20万円。この規模なら、他の投資(不動産やインデックスなど)で半年以内にリカバリーできます。

保管や送金に神経を使う必要がある

あまり語られていないのですが、仮想通貨の保管や送金にはかなり気を使います。

日本円と仮想通貨の交換を行うことができる取引所は、空港で良く見かける両替所の位置づけです。銀行ではありません。なので安全性はかなり疑問です。過去に取引所がハッキングされて、ユーザーの仮想通貨が盗まれたという事例がたくさんあります。

また、銀行預金のように法律で保護されているわけでもありません。もし取引所が倒産したら、そこに預けてあった仮想通貨や日本円は戻ってきません。
取引所に仮想通貨や日本円を預けておくことは、自分の大事なお金を空港の両替所に預けているようなものです。現実社会でそんなことしますか? しないよね!

また仮想通貨を送受信する際は、アドレスを使うことになります。例えば、一般的なビットコインアドレスは、27から34文字の英数字を組み合わせたもので、判読が困難な文字列でできています。
こんな感じ↓↓↓

ビットコインアドレスの例:1BitQJEiydAnViwUFE9k6KupmmsEfWrG2t

仮想通貨のアドレスは銀行の口座番号に相当するものだけど、見てのとおり非常に長いです。実際は送受信する際にこのアドレスをコピペするのですが、一文字でも間違えると、その仮想通貨は行方不明となってしまいます。コピペの時に一文字コピーしそこなったことってあるよね? もしそれをやってしまうと、その仮想通貨は相手に届かないばかりか、二度と自分の手元には戻ってきません、

銀行間の送金なら、送り先の口座番号を間違えるとエラーとなるから、やり直せば済む話だけど、仮想通貨の場合はエラーなんて表示は一切出ません。行方不明になってしまうだけです。

これってとても恐ろしいことだよね。仮想通貨の送受信は猛烈に神経を使います。心しておいてください。

ハードウェア・ウォレットの取り扱いはとても面倒

取引所に仮想通貨を置かない方法としてハードウェア・ウォレット(写真参照)があります。これを使えば仮想通貨を自分の手元に置くことができます。正確には手元に置くのは秘密鍵なのですが、説明すると長くなるので省略します。
ともあれ、ハードウェア・ウォレットを使用すれば、取引所に仮想通貨を預ける必要がないので、取引所のハッキングや倒産リスクは避けられます。

ですが、このハードウェア・ウォレット、IT業界出身の父でもかなり気を使います。パスコードやパスワードの設定・保管はもちろん、ファームウェア、アプリ、PCプログラムのアップデート、バックアップ用デバイスの準備とメンテナンスなどなど、かなり神経を使う細かな作業を全て自己責任で行わなければならないからです。

「ハードウェア・ウォレットなんて簡単さ」という人に限って、いつまでも古いファームウェアのまま使用して、セキュリティーリスクに平気でさらされていたりするものです。

銀行なら万が一印鑑や通帳を無くしたとしても、本人確認ができればお金を失うことはありません。しかしながらハードウェア・ウォレットは、お札や小銭を入れた財布と同じなので、無くしたら戻ってきません。

ハードウェア・ウォレットの例
Ledger Nano S

ハードウェア・ウォレットは見てのとおり、USBのようなデバイスで、中に入っているのは電子データです。なので、ちょっとしたミスやプログラムのバグでもあろうものなら、内容が簡単に消えてしまい、二度と元に戻すことはできません。電子機器なので寿命もあるから、ある日突然動かなくなります。もちろん水に濡れたらアウト。

このように仮想通貨は大きな可能性を秘めた資産ではありますが、それを保有したとたん、さまざまなリスクに取り囲まれ、すべて自己責任で管理しなければなりません。

以前、父が所有していたハードウェア・ウォレットの液晶表示がだんだん薄くなって、最終的に見えなくなってしまったことがあります。また、ハードウェア・ウォレットのボタンの反応が悪くなり、押しても反応しなくなったこともあります。

このような事態になってから代替機を購入したのでは、手元に届くまでに1週間かかります。常にバックアップ機を用意しておかないと、イザというときに仮想通貨を売買したり、送受信することができません。

保有金額がそれなりに大きくなると「本当にこんなチャチなデバイスに多くの資産を託していて、果たしていいものだろうか?」と思います。

仮想通貨ETFならお手軽

仮想通貨を取引所やハードウェア・ウォレットに入れておくと、様々なリスクにさらされ、かつ取り扱いが非常に面倒であることを話してきました。

この危険と煩わしさから私たちを解放してくれるのが仮想通貨ETFです。

2021年2月11日にカナダの資産運用会社であるパーパス・インベストメンツのビットコインETFがカナダ規制当局に承認されました。これがビットコインETFの世界初の承認事例です。2番目はバミューダ。現在アメリカでも承認申請中です。

アメリカのビットコインETFが承認されたら、日本からも取引可能となるでしょうから、それに投資するのはアリだと考えています。株式や他のETFと同様に、法律の厳格な保護のもとで安心して取引を行うことができるからです。取引所のハッキングや倒産のリスクを回避できるし、ハードウェア・ウォレットの管理の煩わしさやリスクからも解放されます。

アメリカでビットコインETFが承認されると、ビットコイン価格は再び爆上げすると思います。言い換えると、ビットコインETFを待っていると、ビットコインを安く購入することはできないというわけです。

かと言って今購入すると、様々なリスクを抱えることになるし・・・
これは悩みどころだね💦💦💦

アメリカのビットコインETFの審査は、またしても判断が延期されることとなりました。少なくとも現時点では仮想通貨は法定通貨の敵だし、マネーロンダリングの温床ともなりえるから、なかなか承認されないのは当たり前だと思っています。

ビットコインかイーサリアムに限る


仮想通貨は現時点で2100種類以上あるのだそうです。
その中で君たちが投資していいのは、ビットコインとイーサリアムだけ。

以前は国際送金に特化しているリップルもOKかと思っていましたが、米国証券取引委員会がリップルを証券法違反で提訴したため先行き不透明です。今は避けた方が無難でしょう。

その他の仮想通貨には絶対に投資しないでください。多くが詐欺コインなので危険極まりないです。
2017年の仮想通貨バブルについて耳にしたことがあるでしょう。多くの素人が仮想通貨に参入して、大事な資産を溶かしてしまいました。

ポイント

・仮想通貨に投資するなら総資産の2%まで
・取引所に仮想通貨や日本円を預けない
・ハードウェア・ウォレットは取引所のハッキングや倒産リスクを回避できるが、すべて自己責任で管理しなければならない
・仮想通貨ETFなら取引所やハードウェア・ウォレットの問題点を回避できるが、アメリカのビットコインETFが承認されると、ビットコイン価格が高騰する
・投資していいのはビットコインとイーサリアムだけ

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