【不動産投資】凡人がお宝戸建をゲットする方法(後編)

凡人がお宝戸建をゲットする方法(前編)では、大事なポイントを3つご紹介しました。

前編のポイント

●ポータルサイトやレインズでめぼしい物件を探す
●スピード勝負! 電話に限る!
●速攻で現地に駆けつける

今回はさらにいくつかのキーポイントについて触れていきますね。

満額の買付証明書を持参する

買付証明書は満額を記載したものと、金額欄が空欄のものを用意し、捺印して持参しましょう。備考欄には「瑕疵担保免責、委細相談の上」と書いておくと良いです。

内見して気に入ったら、すぐに提出します。お宝物件ですから、たいていは満額記載のものを出すことになりますが、既に満額の買付証明書が出ている場合などは、満額プラスアルファで提出するのもアリです。そのために金額欄が空欄のものも念のため用意しておきます。

今回取得した戸建の場合は、「問い合わせが殺到している」とのことだったので、内見に行く前に満額の買付証明書を渡してしまいました😅

「まだ見ていないですけど、買付証明書をお渡ししておきますね。内見が終わったら正式に受理してください」と伝えました。これが良いことかどうかは議論の余地がありますが、少なくともこちらの気合いの入れっぷりは、仲介業者さんに伝わったかと思います😄

仲介業者の負担を最小限にする

お宝戸建に指値を入れるのはどうかと思います。
買付証明書は満額であれば早い者勝ちです。が、指値を入れていると、あとから来た人が満額だった場合、優先順位が後回しになってしまうのです。

仲介さんから見れば、満額の買付証明書が入った時点で営業活動終了ですから、問い合わせの電話には「すみません、決まっちゃいました」と言えば済むし、メールへの返信も「販売終了」の一言で済んでしまいます。

お宝戸建はどうせ満額で売れるのですから、迷わず最初から満額で入れてしまう方が良いのです。

それから、お宝戸建の場合は現金決済に限ります。融資が前提だと相手にもされません。

また、買付証明書に「瑕疵担保免責」と書いておくのも有効です。
仲介さんは、売った後にいろいろと面倒なことが起きるのをとても嫌がります。たかだか数百万円の戸建に手間をかけたくないというのが、仲介さんの本音なのです。

ですから瑕疵担保免責というキーワードがあるととても喜びます。
少々順番を入れ替えてでも、この人に売ってしまいたいと思うかもしれません。

お宝戸建をゲットするために駆け付けたのですから、内見時に基礎や床下、屋根、天井裏、浄化槽の中まできちんとチェックして、特に大きな問題が無さそうであれば、リスクは積極的にとるべきだと思います。ハイリターンとは、リスクをとった人だけに与えられる素敵なご褒美なのです。

仲介業者の負担を最小限にするためのポイント
●気に入ったら即刻、満額の買付証明書を提出する
●現金決済
●買付証明書に瑕疵担保免責と書く

実録:お宝戸建をゲットするまでの経緯

「これは!」という物件を見つけたら、スピード勝負で動くしかありません。なので、基本的に毎日物件情報はチェックしていますが、掲載されている物件に変わりばえがしないと、ついついサボってしまうこともあります。実は今回もそうでした💦

そんなある日の21:00頃、私の築古戸建投資の師匠からLINEが届き、「この物件、きぶたんさんにピッタリだと思う」と教えてくれました。もらった情報を見ると、たしかに素敵!
でも既に多くの人が「お気に入りボタン」を押しています。ポータルサイトに情報が掲載されたのが、3日前のようなので、内見した人もいることでしょう。

夜も更けていたので、仲介さんに電話するも応答なし。
で、どうしたかと言うと、翌朝4時に起床して現地に向かいました。仲介さんにメールで問い合わせしたり、翌朝に電話していたのでは、競争に勝てないと思ったからです。

満額を記載した買付証明書を持って、現地近くにある仲介さんのオフィスに到着したのが午前9時。オフィス前でスタッフの出社を待ちました。

それから1時間ほどして、社員さんが出社すると同時に、目を付けた戸建のことを聞くと、問い合わせが殺到しているそうです。今日も数件の内見者が来るらしいのですが、幸いなことに現在入っている買付は「指値あり」とのこと。

チャンス到来!

仲介さんから物件の鍵をお借りし、見てもいないのに満額の買付証明書を仲介さんに預けて、現地に向かいました。

ポータルサイトの写真と実物とは大違い・・・というのはアルアルなのですが、この物件は写真のイメージそのままで、ボロ戸建ばかり見てきた私には、ピカピカの超お宝戸建です。

一通り物件チェックと写真撮影を終えて、仲介さんのオフィスに戻り、「ぜひとも満額ニコニコ現金決済させてください!」と言いました。晴れて一番手ゲットです!

早起きは三文の徳とは言いますが、まさにそのとおりですね。
ピンときたら即行動。特殊な人脈を持たない凡人が競争に勝つためには、これしかないと思っています。

私は現在、アパマン5棟と、築古戸建12棟を所有していますが、今回と同じように朝駆けでゲットした物件が5棟あります。ゲットできなかった物件はその数倍あります。

もっと頭を使って賢く立ち回れば、上流の物件情報を得ることができるのでしょうが、残念ながらその境地に至っていないので、引き続き「気合い!」で行こうと思っています🤣🤣🤣

後編のポイント

●満額の買付証明書を持参する
●仲介業者の負担を最小限にする
– 気に入ったら即刻、満額の買付証明書を提出する
– 現金決済
– 買付証明書に瑕疵担保免責と書く

このような地道な努力を要するところが、株式投資と不動産投資の大きな違いです。不動産投資は株式投資とは異なり、パソコンの前でクリックするだけでは成り立たないのです。
だからこそ16~18%の実質利回りはもちろん、20%、30%といった利回りだって叩き出すことが可能なのだと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました