【食べ歩き】「祇園迦陵(ぎおんかりょう)」はちゃんとしているのにリーズナブル(京都府)

訪問:2021年3月

会社員時代の接待を除くと「料亭」と呼ばれるところには、ほとんど足を踏み入れたことのない私。ですが、京都に行くたびにお邪魔するお店があります。祇園迦陵(ぎおんかりょう)さん。

ひときわ祇園らしさを感じる花見小路にあって、お店の前は情緒漂う石畳。申し分のないザ・ギオンです😙

この祇園迦陵さんの何がお気に入りかと言うと、そのコストパフォーマンスです。
夜の部の料理は11,000円、14,500円、18,000円(税サ込み)の3種類ですが、私はいつも11,000円コースで十分。

銀座の料亭にも数多く行きましたが、そこで食べる2万円コースよりもはるかに美味しいです。

全部で9品ほど出てきます。どれも丁寧に作られていて絶妙の味付けです。
特に「おくどさん(=かまど)」で炊き上げる釜めしがお気に入り。具材は鯛や鮭から選ぶことができて、ちょうど良い頃合いに炊き上げてくれます。

お腹いっぱいで食べきれないときは、おにぎりにしてくれます。これがまた夜食にピッタリ。

おくどさん(窯)

お店の雰囲気も二重丸。少人数の場合はカウンター席をお勧めします。料理人の丁寧な仕事ぶりを眺めることができるし、彼らとのちょっとした会話も楽しいものです。カウンター席の足もとは掘りごたつ状になっていて、床は畳。床暖もあるので寒さも感じません。

若い料理人が多く、皆が一所懸命なところも私がここをリピートする理由です。

祇園迦陵(ぎおんかりょう)公式WEBサイト|祇園・花見小路で出会う、至福のひと時。|京都・祇園
祇園・花見小路で出会う、至福のひと時。目...

2021年3月にお邪魔したときは、緊急事態宣言が解けた直後だったこともあり、祇園全体がガラガラでした。両親と3人で行きましたが、その日の夜の部の予約は私たちだけ。
一方、料理人は7名。何だか申し訳ない気がしましたが、「こんな時に来店していただけるお客様こそ、しっかりとおもてなしさせていただきたいと思っています」という何気ない一言にはジーンと来ました。

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