タイに移住して最初に困ったのが、日本のフリーダイヤル(0120で始まる番号)に電話できないことでした。これには苦戦しました💦
+81-120xxxxxxではかからない!
海外から日本に電話するときは、日本の国番号81に続いて、電話番号の最初のゼロを取り除いた番号を入力しなければならないことは、誰でも知っていることでしょう。
ところがフリーダイヤル0120へは、この方法ではかかりません。
ブラステルのMy050が定番だけど盲点あり!
ブラステルのMy050というサービスを使えば、0120にもかけられることは知っていました。なので出国前にブラステルへの登録を済ませておいたのですが、大きな盲点がありました!
ブラステルは発信者番号通知を行ってくれないのです!
発信者番号が非通知でも受け付けてくれる0120ならば、問題なくかかります。ですが、最近は非通知だと着信拒否する番号が非常に多くなっています。
私が電話した東京電力、OCNモバイルONE、クレジットカード会社も同様です。非通知だと着信してくれません!
0120の裏番号を探すのは大変
0120を使う多くの企業が、海外からの発信のために、0120ではない通常の電話番号(ここでは裏番号と称することにします)を公開してくれています。それがすぐにわかれば問題ないのですが、(あえて?)発見しずらくなっている企業がとても多いです。
OCNモバイルONEがそうでした。ネットを探し回ってもなかなか出てきません。仕方なくオンラインチャットを使って、ようやく教えてもらうことができました。
東京電力にいたっては、何とか裏番号を探し当てたものの、「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになるか・・・怒!」というありさまです。
0120を使わせてもらえるのは有難い話です。何と言っても無料なのですから。
でも発信者番号が非通知だと受け付けないというのは勘弁してほしいです。また、0120でない番号も、ぜひ目立つところに公開してほしいものです。
通常の国際電話だと出費がかさむ
0120の裏番号がわかれば、海外からでも通話することができます。ですが、現地のSIMカードや、国際ローミングを使って電話したのでは、通話料がバカになりません。
何しろつながった後に、「この電話は品質向上のため録音させていただいております」といった無駄なメッセージがダラダラ流れるし、最近の「ご本人様確認」のしつこさといったらたまりません。5分くらい要することも普通にあります。その間ずっと課金されてしまうのですから、国際電話をする身には痛い出費です。
Skypeなら発信者番号を付加できる
IP電話なら費用を安く抑えることができます。ですが先に書いたとおり、有名どころのブラステルだと発信者番号が非通知なので、多くの場合、着信してくれません。
では、どうしたら良いのでしょう。
散々調べたあげく行きついた答えは、老舗のSkypeでした。
Skypeの「発信者番号通知タブ」を選択して、自分の携帯電話番号を入力します。 これが電話番号識別子になり、Skype から発信するときに先方に表示されます。
今回はこの機能に救われました。通話時間が30分以上でしたから、これがもし通常の国際電話だったら・・・と思うとゾッとします。
0120の裏番号を探し当て、Skypeで電話するのが安上がり!
国際電話ではフリーダイヤル0120に電話することができません。
その場合は、裏番号(0120でない通常の電話番号)を探し当て、Skypeの発信者番号通知機能を使って発信するのが、お得な方法だと分かりました。
文章にするとたったこれだけの話なのですが、ここに至るまでに半日以上かかってしまいました💦
どなたかの参考になればと思い、記事にしておきます。
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